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空色遊星観測
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日記のカテゴリを修正・追加・整理しました。
ちょっとだけすっきりした、かな?

以下、久しぶりに世界樹Ⅲに関する、自分設定の一部です。本当に一部。
もちろん捏造も甚だしい。

/ 20:12 /

◆【大海を見つめる瞳】
またの名を【大海の落とし子】という、海を愛するとある国に伝わる呼び名。
それはある星の下に生まれた者を指し、大海の竜神より「真実」を見つめるための「瞳」を授かるとされる。

◆とある国の物語
今よりも遥か遠い昔、とある西の国に双子の王子が生を受けた。
二人の王子が15歳の誕生日を迎えた時、国の吉凶を占う占星術師は王と王妃の前で、口を開いた。
「引き離さねばなりません。そうでなければ失うことになりましょう」
王は理由を尋ねました。とても仲の良い、まるで一心同体の息子達を、なぜ引き離さねばならないのかと。
「そう、一心同体なのです。兄君は星を背負っておられます。いずれ弟君の前に訪れるであろう災厄を、自らに移し存在を以て相殺する力をお持ちなのです。このまま時を共に過ごせば、災厄は不可避。…ですが、宿星を変えることは出来なくとも、宿命から逸れることは叶います。兄君を宿星の下から離すことで、星の力は弱まり、弟君は災厄から逃れることができましょう。そして二度と、二人の王子を引き逢わせてはなりません。先ほども申しましたように、二人の王子は一心同体。再び星が交われば、二度と宿命を避けることは叶いません」
国全体の協議の結果、兄王子は遥か彼方の地の主のもとへ預けられることとなった。もちろん、何も知らされないまま。最愛の故国には二度と帰れないとも知らず。
出立の日、兄と弟は固く手を握り合った。「また逢おう」と、互いに口にして誓いを交わした。
そして生涯、二人の王子が再会することは二度となかった。
―――けれども、宿星は未だ夜の波間で瞬いている。
二度と逢うことの叶わなかった二人の王子の言霊が、誓いが、未だ消えていないのと同じように。
そして宿命も、受け継がれているという。
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