仮面ライダーOOO、ひとまず終わってしまった…。
この作品に出逢えて幸せだった、と思えたのはとても久しぶり。
一応ネタバレに配慮して、感想は続きから。隠しです。
愛を込めて書き連ねたため、非常に長いです。
(最後に時々ちょこちょこ追記が入ってます)
(追記日:08.28, 09.01)
この作品に出逢えて幸せだった、と思えたのはとても久しぶり。
一応ネタバレに配慮して、感想は続きから。隠しです。
愛を込めて書き連ねたため、非常に長いです。
(最後に時々ちょこちょこ追記が入ってます)
(追記日:08.28, 09.01)
/ 16:46 /
「人」であり続けた彼らにとって、おそらくは最善の、出来得る限りの優しい終わりかたでとてもほっとしている。
10枚目のメダルはやっぱり鴻上さんが持ってたんだなと思ったり。てっきり全種類一枚ずつ残存してるものと思ってたけど、流石にタトバだけだったか。壊れてしまったのにもびっくりしたけれど。そう上手くはいかないのがオーズの宿命である。
ゆったりとした時間が一晩でもあったのは嬉しかった。展開があのままノンストップで走り続けていたなら、あんな綺麗な終わりかたは出来なかったかもしれないよ…。
映画のある場面をテレビにリメイクしたところもぐっときた。映画は見てないのだけれど、ちょっとばかし前にPixivでたぎったばかりだったからある意味良かった…! やっぱり三人で並んでると落ち着く。と言うかなごむ。普通なら主人公が真ん中なんだろうけど、ヒロインが真ん中っていうのもほんわかしてていいよなぁ(三角関係の場合を除いて)。
映司一人だけじゃ駄目だったんだって、比奈ちゃんがいなかったらアンクとは向き合えなかったのかもしれないって、映司の手を握らないアンクの対として映司君の手を握ってくれる比奈ちゃんが必要だったのかなって。比奈ちゃんはヒロインって立ち位置と同時に映司にとってのアンクの対になる存在だったのかなと思います。右翼と左翼みたいに。アンクが本能であり欲望を教えて、比奈ちゃんが理性であってくれたのかなって。
キヨちゃんは知世子さんのもとにそっと。あれが真木博士の最後の子供心で、最後の良心だったのかもしれない。終末を望んだ人がキヨちゃんを預けたのは、キヨちゃんをくれた人によく似た人だった。どうしてだろう。
未だにその理由には辿り着けない。他の意見も訊いてみたいなぁ。
今回は映司とアンク、二人の演出が今までで一番良かった気がするのだよ…! 何が良かったのかって言われたら全部って迷わずはっきり答えられる自信があるけどな!
最後に「変身」したオーズがタジャドルだったのも嬉しかった。しかもアンクのコア入りで、アンクの声でタカ・クジャク・コンドル…!
真木グリードに最後の一撃を加える前の、攻撃を防いだアンクの羽根の色も綺麗だったなぁ。あれが「命」を得た彼自身の色だったのかもしれない。彼を構成するメダルの色じゃなく、彼自身が織り上げた命の色。
真木博士はあのまま消滅してしまったのかな…。冬映画に出てきてくれないかなぁ…。
映司へ言葉を残してかき消えたアンクへ、伸ばした手の中にアンクの欠片。
比奈ちゃんの前に現れたアンクの微笑みが消えた足もとに、もう一つのアンクの欠片。
そして、最後に映司が伸ばした手の理由。映司に伸ばされた手の理由。
物語の始まりと終わりが繋がって。
「間違いじゃなかった」って、映司君が言い切ってくれたことが、嬉しかった。
そして、映司君は再びの 。
今回は嫌いになったキャラクターがほとんどいなかったなー。強いて言えばウヴァさんとカザリに正直興味がなかったくらい…おこらないでくださいすみません、きらいじゃないんですただでてくるといろいろとめんどくさいことになったなーとおもいかえしただけなんです…!(必死)
比奈ちゃんは継続してデザインの勉強中? 信吾さんは警察に復帰したのかな。結局最終回では一度も声を聞けなかったが…車を運転できるくらいには元気になったよう。
(そしてスイッチを持つ青い制服の学生の姿は、たぶんきっと「フォーゼ」からの贈り物。)
後藤さんは警察に戻ったみたいなのだ? あ、そういや今回バース組の話してないや。「さすが俺の上司だ!」はマイハートにぐっときたのだけど。
伊達さんは密林の簡易テントで怪我人の手当て。外国で医師としての生活に戻ったみたい。
里中さんは変わらず秘書。鴻上さんは流れる主題歌に音を消されながらハッピーバースデーを(おそらく)大声で。
知世子さんが出迎えたクスクシエに(鴻上さん除き)全員集合して、(里中さんが鴻上さんのケーキを持ってきて、)iPadの向こう側には砂漠に腰掛け笑顔で手を振る映司の姿。
通信を終えて、OPで持っていた、パンツがかかった木の棒を持って歩き出す映司。そして左手の中に、赤い欠片が二つ。
比奈ちゃんが映司に欠片をあげたor預けたのは、形見とは思ってないからなんだろうな。一つ所にあった方がもしかしたら復活するかもしれないとかそういう考えからかもしれない。
「いつか、もう一度」。それはいつか、きっと現実に還る言葉。
…そして極めつけは守護霊(腕)アンク。映司の視線に入らないように動いてたのが、コミカルかつ「らしい」と思った。ゆらゆらしながらついていってるのも、楽しそうな感じがしたなぁ。
砂漠を歩いていく映司の足跡と背中と、それを追うアンクの姿でエンド。
…私アニメ(?)の最終回でこんなに穏やかな気持ちになれたのは初めてかもしれないよ。あっけない終わりでもなくて壮大な終わりでもたぶんなくて、だからかもしれない。
…ところで、冬の映画ではもちろんアンク復活ですよね? ひょっとして鴻上さんのちゃんとした目的も明示してくださったりして? あのお方結局何をしようとしてメダルを集めたのかはっきりとは分からずじまいだったものなぁ。私が気づいてないだけかも知らんけど。
とにもかくにも、お疲れさまでしたとしか言いようがない!
一番大好きな平成ライダーになったよ仮面ライダーOOO! というより映司君とアンクと比奈ちゃんの三人! おかげでPixivの仮面ライダーOOOのブックマーク数が100に届きそうなんだぜ…!
仮面ライダーOOO、ずっと大好きだ…!
(追記)
08.28/sun
・アンクのメダルだけ砕け散らなかったのは、「モノ」ではなく「命」だったから、という意見を拝見して。
・テレビ朝日の公式サイトの「オーズ所持メダル」に、本気で泣きそうになった…。憎いぜ…! ぐっじょぶ…!
・「右翼と左翼」と書いたけれども、どちらかというと三人でトライアングルだったのかもしれない。映司君にとってはアンクと比奈ちゃんが対で、アンクにとっては映司君と比奈ちゃんが対で、比奈ちゃんにとっては映司君とアンクが対で、みたいに。三人手を繋いだ時に比奈ちゃんが真ん中なのは、「映司の最初にグリード化した左手」と「アンクのグリードとして唯一残った右手」を握るためだったからなのかな。
・前回知世子さんが比奈ちゃんに言ってた「三人とも助けたい、その欲を大事にするべき」的な言葉は、冬の映画への布石なんだろうかと思ったり。
09.01/thu
・比奈ちゃんの名前の由来は「雛」なのかな?
・翼が折れて飛びたくても飛べなくなったアンク/翼も生えていなくて飛び方も知らなかった比奈ちゃん/飛ぶ意味が解らなくなっていつしか飛び方も忘れてしまった映司君
・翼が「欲望」で飛ぶことが「欲望のつかいかた」なんだとしたら、自分的に解釈するとそういうことなのかなと、考えてみたり。
10枚目のメダルはやっぱり鴻上さんが持ってたんだなと思ったり。てっきり全種類一枚ずつ残存してるものと思ってたけど、流石にタトバだけだったか。壊れてしまったのにもびっくりしたけれど。そう上手くはいかないのがオーズの宿命である。
ゆったりとした時間が一晩でもあったのは嬉しかった。展開があのままノンストップで走り続けていたなら、あんな綺麗な終わりかたは出来なかったかもしれないよ…。
映画のある場面をテレビにリメイクしたところもぐっときた。映画は見てないのだけれど、ちょっとばかし前にPixivでたぎったばかりだったからある意味良かった…! やっぱり三人で並んでると落ち着く。と言うかなごむ。普通なら主人公が真ん中なんだろうけど、ヒロインが真ん中っていうのもほんわかしてていいよなぁ(三角関係の場合を除いて)。
映司一人だけじゃ駄目だったんだって、比奈ちゃんがいなかったらアンクとは向き合えなかったのかもしれないって、映司の手を握らないアンクの対として映司君の手を握ってくれる比奈ちゃんが必要だったのかなって。比奈ちゃんはヒロインって立ち位置と同時に映司にとってのアンクの対になる存在だったのかなと思います。右翼と左翼みたいに。アンクが本能であり欲望を教えて、比奈ちゃんが理性であってくれたのかなって。
キヨちゃんは知世子さんのもとにそっと。あれが真木博士の最後の子供心で、最後の良心だったのかもしれない。終末を望んだ人がキヨちゃんを預けたのは、キヨちゃんをくれた人によく似た人だった。どうしてだろう。
未だにその理由には辿り着けない。他の意見も訊いてみたいなぁ。
今回は映司とアンク、二人の演出が今までで一番良かった気がするのだよ…! 何が良かったのかって言われたら全部って迷わずはっきり答えられる自信があるけどな!
最後に「変身」したオーズがタジャドルだったのも嬉しかった。しかもアンクのコア入りで、アンクの声でタカ・クジャク・コンドル…!
真木グリードに最後の一撃を加える前の、攻撃を防いだアンクの羽根の色も綺麗だったなぁ。あれが「命」を得た彼自身の色だったのかもしれない。彼を構成するメダルの色じゃなく、彼自身が織り上げた命の色。
真木博士はあのまま消滅してしまったのかな…。冬映画に出てきてくれないかなぁ…。
映司へ言葉を残してかき消えたアンクへ、伸ばした手の中にアンクの欠片。
比奈ちゃんの前に現れたアンクの微笑みが消えた足もとに、もう一つのアンクの欠片。
そして、最後に映司が伸ばした手の理由。映司に伸ばされた手の理由。
物語の始まりと終わりが繋がって。
「間違いじゃなかった」って、映司君が言い切ってくれたことが、嬉しかった。
そして、映司君は再びの
今回は嫌いになったキャラクターがほとんどいなかったなー。強いて言えばウヴァさんとカザリに正直興味がなかったくらい…おこらないでくださいすみません、きらいじゃないんですただでてくるといろいろとめんどくさいことになったなーとおもいかえしただけなんです…!(必死)
比奈ちゃんは継続してデザインの勉強中? 信吾さんは警察に復帰したのかな。結局最終回では一度も声を聞けなかったが…車を運転できるくらいには元気になったよう。
(そしてスイッチを持つ青い制服の学生の姿は、たぶんきっと「フォーゼ」からの贈り物。)
後藤さんは警察に戻ったみたいなのだ? あ、そういや今回バース組の話してないや。「さすが俺の上司だ!」はマイハートにぐっときたのだけど。
伊達さんは密林の簡易テントで怪我人の手当て。外国で医師としての生活に戻ったみたい。
里中さんは変わらず秘書。鴻上さんは流れる主題歌に音を消されながらハッピーバースデーを(おそらく)大声で。
知世子さんが出迎えたクスクシエに(鴻上さん除き)全員集合して、(里中さんが鴻上さんのケーキを持ってきて、)iPadの向こう側には砂漠に腰掛け笑顔で手を振る映司の姿。
通信を終えて、OPで持っていた、パンツがかかった木の棒を持って歩き出す映司。そして左手の中に、赤い欠片が二つ。
比奈ちゃんが映司に欠片をあげたor預けたのは、形見とは思ってないからなんだろうな。一つ所にあった方がもしかしたら復活するかもしれないとかそういう考えからかもしれない。
「いつか、もう一度」。それはいつか、きっと現実に還る言葉。
…そして極めつけは守護霊(腕)アンク。映司の視線に入らないように動いてたのが、コミカルかつ「らしい」と思った。ゆらゆらしながらついていってるのも、楽しそうな感じがしたなぁ。
砂漠を歩いていく映司の足跡と背中と、それを追うアンクの姿でエンド。
…私アニメ(?)の最終回でこんなに穏やかな気持ちになれたのは初めてかもしれないよ。あっけない終わりでもなくて壮大な終わりでもたぶんなくて、だからかもしれない。
…ところで、冬の映画ではもちろんアンク復活ですよね? ひょっとして鴻上さんのちゃんとした目的も明示してくださったりして? あのお方結局何をしようとしてメダルを集めたのかはっきりとは分からずじまいだったものなぁ。私が気づいてないだけかも知らんけど。
とにもかくにも、お疲れさまでしたとしか言いようがない!
一番大好きな平成ライダーになったよ仮面ライダーOOO! というより映司君とアンクと比奈ちゃんの三人! おかげでPixivの仮面ライダーOOOのブックマーク数が100に届きそうなんだぜ…!
仮面ライダーOOO、ずっと大好きだ…!
(追記)
08.28/sun
・アンクのメダルだけ砕け散らなかったのは、「モノ」ではなく「命」だったから、という意見を拝見して。
・テレビ朝日の公式サイトの「オーズ所持メダル」に、本気で泣きそうになった…。憎いぜ…! ぐっじょぶ…!
・「右翼と左翼」と書いたけれども、どちらかというと三人でトライアングルだったのかもしれない。映司君にとってはアンクと比奈ちゃんが対で、アンクにとっては映司君と比奈ちゃんが対で、比奈ちゃんにとっては映司君とアンクが対で、みたいに。三人手を繋いだ時に比奈ちゃんが真ん中なのは、「映司の最初にグリード化した左手」と「アンクのグリードとして唯一残った右手」を握るためだったからなのかな。
・前回知世子さんが比奈ちゃんに言ってた「三人とも助けたい、その欲を大事にするべき」的な言葉は、冬の映画への布石なんだろうかと思ったり。
09.01/thu
・比奈ちゃんの名前の由来は「雛」なのかな?
・翼が折れて飛びたくても飛べなくなったアンク/翼も生えていなくて飛び方も知らなかった比奈ちゃん/飛ぶ意味が解らなくなっていつしか飛び方も忘れてしまった映司君
・翼が「欲望」で飛ぶことが「欲望のつかいかた」なんだとしたら、自分的に解釈するとそういうことなのかなと、考えてみたり。
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