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空色遊星観測
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「ラストランカー」の感想です。
まとまっていないしつらつらと思うがままに。行を空けるごとに話が変わります。

とりあえず総評:私にとっては最高に近いゲーム。

(追記/23:50)
本ゲームに興味のある方、購入の際の参考には決してなりませんので、あしからず。

/ 2:13 /

プレイする前に気になっていた部分は、思った以上に、というより全く気になりませんでした。
難易度も勝てそうで勝てない部分や負けそうでぎりぎりで勝てた場面が多々。

「最後までプレイするとジグのことが好きになる」と、あの言葉の意味が分かった気がする。

例の曲が流れたあの時は思わず「ああ」とため息をついてしまいました。ここなのか、と。あれは「終わり」ではなく「始まり」なのだ、と。そういう風に受け取りました。

一つ解って嬉しかったことは、イメッポさん(=イメージエポック。このゲームの開発元で、私が愛してやまないゲーム会社)は機械系の敵を置くのが好きなんだということ。たぶんだけれど。ワールド・デストラクションでもいたものね最後に。セブンスドラゴンでもいたものね。

グラフィックが色鮮やかというのも私好みです。影が普通に黒くないのもいいね。
何故かFF8を思い出したというのは秘密。思い出せないけれど何かがFF7+FF8っぽいだと思ったのも秘密。

ランカー達それぞれが個性的だった。どれもこれも大好きですが、特にトレンスとビャッケが好きです。トレンスは終盤意外なところで出てきたけれど、普通に納得できてしまったし一瞬予想してしまったことも確か。ビャッケの方は戦った後にも出てきてくれて、しかもランクも上がってくれててすごくうれしかった。
フェオンもあののらりくらりさが好きだし、イブキもあの実直さと一途さが好き。イザベラさんも地味に好き。シャルネさんも好き。
メイン(サブ)キャラの中ではリドが大好きですよ。もはやジグのもう一人の親友といえるのではないだろうか。意外だったのがランクが60000台ということ。しかもそこから動かないという。右腕なのに。でも慕われているから右腕なんだろうなと納得できています。彼はいいよ。いいキャラだよ。(ひょっとして最初に会った時選択肢次第で戦闘できたのかな?)
勿論ポッドも大好きです。なんていい奴なんだ。あの人の紹介でランカーになりたい(←)
ベイガーは最初から最後までいらつかせてくれたけど、会うたびにジグが接し方や受け答え方を理解してってるのが地味に笑えた。終盤で出てきたとき意外といいキャラじゃんって一瞬思ったけど、やっぱりいらっとする。でもやっぱりいい奴と思える私はきっとラストランカーに毒されている(笑)
悪い人でも一つは良いところを持たせているんですよね。嫌いじゃないよむしろ好きです。

ここまできてメインキャラの話がありませんが全員大好きですよ? ジグもファズもレンもタイロンもマキスもイゴリダもガルガノも。
とりあえずミシーは意外と大事なキャラでした。

とある二人の死には真面目に泣きました。ジグに近しい中では三人死んだ。二人は人伝えで、一人は目の前で。人伝えの死というのはジグにはとても重いものだと勝手に思っています。カンタレラでは近くで知るものだったろうに。
その内の二人の形見、大切に使わせてもらいました。「加護」と「Valkyrie」はそういう意味だったんだな…。

ガンドアに生きる人々、一人一人がそこに「ちゃんと生きていた」のが印象的だった。肯定もすれば否定もする。心も想いもある。息づいている。NPC一人一人さえも大切にされているのが分かった。
(ここは「空の軌跡」に近しいものを感じたな。大事にされている。)

ところどころ本気で笑った。ジグのあまりのストイックさにも笑った。禁欲的というより免疫が無さ過ぎて逆に動じないのか。関心がないというよりは理解していないのだと思う。
列車(間違えた)鉄道の件(くだり)は一瞬マジだと思った。そしてジグすげぇと思った。リドはジグのことを理解してたけどタイロンは何故そっちにしたんだ(笑)。そして乗らざるを得なかったマキス(「乗らざる」とは列車鉄道のことに非ず)(笑)

ユーリが以外と黒い。というよりどす黒い。ネタばれだと思うのだけれどこれだけは言いたい、黒過ぎる。混沌の人。彼に対しては見た目で人を判断してはいけないという数式が成り立つ。でもゲーマーはこれくらいなら許容できる範囲、なんだろうか。
おまけでノーマも性悪。
ぎりぎりネタばれじゃないけど、ケイトンさんはとりあえず不幸だ。巻き込まれた側だけど、他の人はそれが解らないから。
センゴクは最初の印象そのまんまでした(イントネーションを除き。「煉獄」ではなく「援護」や「遠藤」に似ている(言葉が思い付かなかった))。「侍」でした。これ以上は何も言うまい。
ゼブリラは、まあ、成金にありがちなタイプでした。意外ににそのまんまだったよ。普通にありがちな奴だったよ。
ハースとロザは、何も語るまい。知りたいならプレイせい。

合鍵のシステムは発売前日の公式で知りましたが、意外な人物像が見えて楽しかったです。特に片目の彼女と幼馴染ボーイ。
タイロンを一回見逃した、と思う。逆にリドのは全部見た自信がある。前半は常時持たせてたものね(笑)

レンは意外と茶目っ気がありましたね。面倒といわれる回数は半端なかったですが。でも可愛かったよレン。(私は滅多にキャラを「可愛い」とは言わない人種、のつもりです)
ファズはとあるポイントを境に180度転変する人です。でも彼の素はこっちなんだなと安心できました。気づくとそれまでの狂い様を忘れてしまっていたからすごいなぁ。
タイロンは漢です。漢気ぱねぇ。他に何も言えない。
イゴリダも意外と茶目っ気あり。まあ合鍵渡さないとあまり見られませんが。
ガルガノは一言一言が名言でした。特に公式のバトルメドレーのPVにもあったあの一言は強烈で鮮烈。あれはラストランカーにおけるジグの物語と殆ど一致していると思う。確かに「負けた犬」の「咆哮」が、最終的には世界を変えたのだから。(だがノーマの言葉ありきとは絶対に言わない。)
マキスが結局悪役でなかったことは安心の一言に尽きる。ストーリー的に正義の味方とも言い難いが、それでも彼の直感がなければこのエンディングは無かったのだと思わせる。
ジグは、とにかく愛すべきストイック。ひねくれている部分は確かにありますが基本素直なのがよろしい。しかし天然なのか禁欲的なのか。私は断然前者を押す(笑)。ちなみに口癖が「…かもな」。FF7のクラウドっぽいとか言っちゃ駄目だい。ある意味世話焼きなんじゃないか? トレンスには敵わずとも。
カリスマではないですが、とある人の言葉を借りれば「男女どちらからも愛される」人物、それが彼。ちなみに「友情も愛情に含む」だそうです。地味に安心。

発売前に、ポルノグラフィティの「Time or Distance」がラストランカーっぽいと勝手に思ってたんだが、地味に合ってたよ。大体合ってた。間違ってなかった。

スタイル。
モンスター相手には二刀流、ランカー相手には篭手という戦い方を中盤過ぎまでは貫いていまして、銃はまだいいですが盾はあまり使い道がないと思っていたのですが、
終盤になるにつれて盾の重要さを身をもって知りました。特にノーマ戦。これがなければきっと勝てなかった。これの長所に気づかなければきっと戦闘回数(リトライ回数含め)20回超えていたと思う。それくらい苦労したんだよ。
銃には某紅い姉とのランキング戦でお世話になりました。溜めた後奥義ぶっ放して、勢いだけで勝つというみっともない戦いをしてしまった。ちょっとだけ後悔はしてるけどああでもしなきゃ勝てなかったんだい。雑魚敵にも意外と強かったことが最近になって分かった。
…ごめんよ盾と銃。

雑草とか肉とかでHP回復して、生き血とかでスキル回数回復するんだね。
…世知辛いよ、ジグ…。

最初にして唯一の約束を憶えていたジグに感動した。でもその台詞しっかり見ないでボタン押してしまったから後悔した。でも絶対もう一回最初からやるからいいんだ…!


良いところを見つけ過ぎると悪いところを忘れる性質です。でもそういうものでいいんだと思う。少なくとも私はそういう人間です。悪いところばかり見ていたら良いところなんて見えなくなってしまうから、きっと私はそれでいい。


PSPのゲームを空の軌跡FCとマイソロ2とラストランカーしかプレイしていない私が行っても説得力なんて皆無だが、誰かを促したり唆したしたいわけじゃないから、言ってもいいだろう。これは私にとって、最高に近いゲームだった。
本当に本当の最高なんてないんだからほとんど「最高」だよ。言ってる意味が分からなくてもいい。


***


気づいたら本当に長くなっていた。思い思いに吐き出すとこんなになるんだなぁ…。
予想以上の満足感と達成感、忘れないように刻みつけたいと思いました。久しぶりに殿堂入りが増えそうです。
果たして最後まで読んでくださった方がいらっしゃるのかどうか。良いところしか書いてないですもの。
なので是非買ってくださいとは申しません。これらは私個人の想いですので。
もしお買い求めになったとしても、あなた自身の評価をしてください。私自身偉そうに言える立場ではありませんが、これは切実な願いです。せめて他人の意見に心揺るがされることのありませんように。
勝手なお願いだとは思うのですが。
ゲームはプレイする側が自己満足するためのものだと思うのですよね。他人の意見なんか知ったこっちゃない、自分はこれが面白いと思ったんだと。そんな感じ。
自己満足させるためのものですから、制作する側はそれ相当の苦労があるのですよね、とこんなところで思ったりします。それでもなりたいんだとこんなところで意志表明。
結局私は何が言いたかったんでしょう。答えは何処かへ。


***


随分と稚拙な文章だったと思いますが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
以上、「ラストランカー」のプレイ感想、及び+αでした。

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  • Re:全部、同意ですよ(「ライバルですよ」的な言い方)
空果 2010/08/05(Thu)02:38:59 編集
随分と自分勝手な文章に、コメントありがとうございます。

銃と盾は「なくてもよかった」と思わないのが私クオリティでございます。在るものはそのまま受け入れるタイプです大抵のものは。
銃も盾も使ってみると意外と楽しいのですよね。特に銃。最大の5回までチャージした後SPを最大まで溜めて、打てる限り連続でぶっ放すと…文字通り快感を味わえます(笑)
ちなみに私はどちらかというと重銃派。バルバロ&ガルガノはシュートスタイルの相棒です(笑)

評価の件は、ゲームに対する私の考えと受け取ってくだされば。考えを押し付けるわけではありませんが、そう在れればいろんなものが楽しく見えると、勝手にそう思っているのです。少し表現が稚拙ではありますが。

確かにガルガノは、もうちょっと出番が欲しかったですよね。あれだけ痛烈な一言を残して、憎いやつ(笑)バルバロさんも生存時の顔ぐらい見せてほしかったです。なぜランカーズファイルで顔写真を残さなかった!(笑)

ラストランカーは、私の心に残る大切なRPGです。
だらだらと長い稚拙な文章でしたが、少しでも伝わるものがあれば幸いです。
お読みくださりコメントまでくださって、どうもありがとうございましたー!
  • 全部、同意ですよ(「ライバルですよ」的な言い方)
ホルモン 2010/08/03(Tue)19:46:05 編集
銃と盾を、スキルネストの組み立てを考えるのが面倒で一度も使わずに越したものですw

人に何かを薦めながらも、その人自身の評価を下してほしい・・・もどかしいですよね。とはいえ、相手に「肯定意見だけを求めてるわけじゃないから」とも言えませんし。

僕にとっては、なんか日常生活に新しい視点を加えてくれたような、そんな不思議な作品でした。下村陽子さんの音楽も、やっぱ最高!

p.s.ガルガノの出番少ないw バルバロ&ガルガノの銃も使ってやれなくてゴメンw
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